BCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガンレビュー

BCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガンレビュー
BCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガンレビュー
 

BCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガン:KAC・SIG SAUERに続き、VFCが実銃メーカーとタッグを組んだ最強エアガン

BCM(Bravo Company USA)が BCM AIR という エアガン 部門を立ち上げ、遂にエアソフト業界に参入を開始した。第1弾の製品としてBCM4 11.5の電動ガンがリリースされ世界中のサバゲープレイヤー、ガンマニアの間で話題となっている。製作は台湾の大手エアガンメーカーVFC(Vega Force Company)が手掛けている。

BCM AIR AEG

VFCは以前よりKAC(ナイツ・アーマメント:Knight’s Armament Co)とライセンス契約しSRシリーズやPDWなど製作しているほか、UMAREXCYBERGUNなどの大手ライセンスホルダーのOEMとしてHKやGLOCK、ColtやFNハースタルなど様々なリアル刻印リアルディテールのエアガンを多数設計・生産してきた。

昨年にはSIG SAUERのエアソフト部門であるSIG AIRの製造も請け負うなどここ最近の活躍は目覚ましく、実銃メーカーとしても自社ブランドでエアガンを作るならばVFCが最も有力な選択肢であることは明白だ。

VFCがそんな信頼を勝ち得た理由はやはり、各パーツのディテールの良さやアルマイトコーティングの美しさ、リアルで精密な刻印、精度の高い内部パーツなど、今まで築き上げてきた技術の高さが大きいと言えるだろう。

BCMとVFCのコラボレーション

 

BCM AIR MCMR 11.5インチ 電動ガンの概要

BCM AIR MCMR 11.5″ はその名の通り11.5インチのアウターバレルを持つCQBRカービンレングスの電動ガンだ。ハンドガードはM-LOKプラットフォームで10インチのBCM MCMRハンドガードが組み合わされる。

BCM MCMRハンドガード

外装はほとんどのアウターパーツにBCMの刻印やマーキングが入り、これまで市場にあったエアガン用レプリカとは一線を画す完成度。ライセンス製品というこもありレシーバーの刻印も非常にクオリティが高い。このあたりはさすがVFCといったところだ。

BCM AIRリアル刻印

ギアボックスは最新のECS、チャンバーはMAPLE LEAF製のGen2ホップアップチャンバーに同じくMAPLE LEAFインナーバレルとホップアップラバーが組み合わされる。このチャンバーは特に0.25g以上の重量弾で効果を発揮し、命中精度や集弾性は箱出しとは思えないカスタム電動ガン並みの性能を誇る。

また、トリガーシステムにはデジタルファイアリングコントロールシステムを搭載した電子トリガーが組み込まれ、標準でプリコック機能と射撃モード切り替え機能を有している。

BCM4レシーバー

 
本体仕様
全長:730/810mm
重量:2,250g(マガジン含む)
インナーバレル長:275mm
使用バッテリー:7.4V LIPOバッテリー推奨(11.1Vにも対応、プリコック調整に対応)
付属品:120連STANAGタイプスプリング式マガジン、5スロットアクセサリーレール×3、変換コネクター

BCM AIRレシーバー

BCM AIRパーツ

 

優秀な電子トリガーが使いやすくて◎

自己診断機能付きプリコック
BCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガンの電子トリガーには標準でセミオートにプリコック機能が備わっている。ピストンが前進状態である場合、初弾は通常通りの動作となるが撃ち終わり時点でピストンを後退状態でストップさせる。2発目以降はプリコック機能が働きレスポンスの速い射撃が可能だ。

プリコックはフルオートで動作時に解除される仕組みとなっているため、サバゲーで使用する場合はセーフティーに戻る際にフルオートで弾抜きを行うという運用が良さそうだ。このことからも分かる通り、フルオートではプリコックは機能しない。

このプリコックはそのレスポンスの良さも優秀だが、モーターやバッテリーのCレートや電圧、スプリングの強さなど内部パーツなどの仕様が変わった時に自己診断機能が働き、プリコックの位置を自動的にコントロールしてくれる機能も持っている。

内部カスタム時にプリコックの調整をしなくても良いのは非常に便利なありがたい機能だ。

 
デジタルファイアリングコントロールシステムで3つの射撃モードを楽しめる
この電子トリガーのもう1つのオススメポイントは、簡単な操作で射撃モードの切り替えが可能なこと。セミオートポジションでトリガーを引きっぱなしにすると、約5秒でビープ音が鳴り「デフォルト」→「MODE2」→「MODE3」の切り替えが可能だ。

①デフォルト
SEMI:セミオート
AUTO:フルオート

②MODE2
SEMI:セミオート
AUTO:3点バースト

③MODE3
SEMI:3点バースト
AUTO:フルオート

こういった機能の紹介やトリガーフィーリングなどについてレビューしているので、Youtubeの動画も是非チェックして頂きたい。

 
BCM AIRに関してはSIG AIRのような実銃メーカー側主導のもとリリースしていくケースと違い、どちらかと言うとKACのようにライセンス供与によるエアガンメーカーありきの企画に近いようだが、がっつりダブルネームでの展開がみられる当たりBCMも全面的に協力し意気込みも相当なもののようだ。

今回のBCM AIR MCMR 11.5″ 電動ガンの発売に合わせ、様々なBCM正式ライセンスのエアガン用パーツもリリースされている。

また、昨年末のBCM AIR発表時にはMCMRガスブロの射撃の様子が公開されており、今後電動ガンとガスブロの両方の製品を展開予定だ。

民間系M4としては日本でも無類の人気を誇るBCMだけに、BCM AIRの今後の展開に注目したい。

 
BCM AIR MCMR 11.5インチ 電動ガン
販売価格(税込):58,987 円
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BCM AIR MCMR 電動ガンの分解方法 解説!

 
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